住宅条件

標準住宅モデル

dai

以前は大まかな光熱費の話をしましたが、これではどんなエネルギーにどんな燃料を使っているのかわかりません。一般的には標準住宅モデルを使うのでそこをご紹介したいと思います。

久々にドローイングしてみました。

標準住宅モデルとは

(財)建築環境省エネルギー機構(IBEC)「住宅事業建築主の判断基準/暖冷房熱負荷計算」の計算プランに記載されているもので、約120m2程度の住宅です。

子供2人と両親の4人家族を想定して作られている住宅で、なんと自分にピッタリな条件という笑

無断熱であったり断熱等級別に計算をしてより細かいランニングコストが推測できます。

ざっくりと試算してみる

東京の間欠運転を前提とすると、79GJの一次エネルギー消費量なので、1kWh=9.5MJ、1kWh=28円とざっくり考えると23.3万円/年間、確かに20万円程度という出所不明の値もあながち間違っていないですね。ただし本計算はオール電化としてますのでご注意を。

東京だけではなく、関東圏や大阪周辺も同じくらいかと思います。

このうち断熱性能等が寄与するものは13GJ(暖房)と5GJ(冷房)です。全体に対して22%程度ですので、約5万円/年間のランニングコストをいかに減らせるかという世界になるということですね。

電力だけではなく灯油焚ヒーターでもランニングは減らせるのですが、昨今値上がりもあるし不安定ですよね。本当に何がいいのやら。

設備の回収効果についても今後検討が必要そうで、先が長いです。

出典:国交省、住宅の基準一次エネルギー消費量の算定方法について(案)https://www.mlit.go.jp/common/000222331.pdf(20221226現在)

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Dai
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Dr.
二児のパパ。博士(工学)取得後、エンジニアと某大学非常勤講師を兼任。 気ままに更新していきます。
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