建築士

小テスト14-空気質

dai

今回のテーマは空気質についてです。

①名称問題

問題

解答

Particulate Matter が正解です。

解説

似たようなのにCO2の濃度などで出てくる、Parts Per Millionという言葉もありますが、全く異なります。

ただ、覚えておけばいいのは、PMx (xは数字)は、xμmの粒子だということ。

②選択問題

問題

解答

PM10です。

解説

なんで問題にしたのかというと、ビル管法で規制対象になる浮遊粉塵がPM10だからですね。

花粉は対応してもらえている(はず)ということです。

③正誤問題

問題

解答

×です。

解説

HEPAフィルターのほうが捕集率が高いです。

空気清浄機をこの時期に動かしている人が多いと思いますが、評価の高い空気清浄機は高い確率でHEPAだと思います。(中にはHEPAじゃないものももちろんあります)

細かい捕集率は圧力損失にも繋がるので、求める空気質と運用消費エネルギーの塩梅で決定されます。

あとがき

この季節、花粉が飛散して、悲惨です。

目に見えない(肉眼で認知できるのが100μm程度なんだとか)ので、対策もしにくいです。

空気質は今回取り扱った粒子のような物質であったり、ガス状のTVOC、VOCと言われるものが評価されることがあります。粒子は外から来るので主に外気処理機で対策しますが、ガス状のものは基本は建材からの放散ですので対策の方向性も違うんですよね。

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Dai
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Dr.
二児のパパ。博士(工学)取得後、エンジニアと某大学非常勤講師を兼任。 気ままに更新していきます。
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