Tips_温度
dai
Dai’s 建築環境日記
今回のテーマは日照・日射の特徴です。
×です。気象分野と建築分野の定義は違うので注意が必要です。
気象分野では、ある地点における日の出から日没までの時間を可照時間と言います。
一方で建築分野の日照時間は、晴天で一日中日射ある条件で、周囲の建物などによる日影時間を差し引いたものとなります。要は天候に寄らず、周辺環境に依存するということです。
×です。ひっかけです、南と答えた人は惜しいですが北面です。夏至に近い期間は北側の成分もありますので注意が必要です。
夏季と冬季でどの方位が他と比べて大きいか小さいかを問われる問題はいくつもありました。
有名な覚え方があるので紹介させてください。誰が思いついたのかはわかりません。
以下の夏冬の順で頭文字だけ読むとスミトスミト。
夏至:水平面(ス) > 東西面(ト) > 南 面(ミ)> 北面
冬至:南 面(ミ) > 水平面(ス) > 東西面(ト)
〇です。簡単な問題だったと思います。
環境の問題はたぶん経験したことがあるようなものばかりなのですが、専門用語にしてわかりにくくしているきらいがあります。
赤みを帯びた光は色温度が低く、白や青みを帯びた光は色温度が高いので、夕暮の赤みがかった空の色温度は正午に比べ低いですよね。
金曜日に雪が降ったかと思ったら、土曜日日曜日はぽかぽかした気持ちのいい日で、川辺からきれいな夕日が見れたので、今回は日照・日射の問題を作成しました。
三問目は例外的な現象もあり、太陽が完全に沈むタイミングで緑色白色のような光になることをグリーンフラッシュと言います。いつか見てみたいものです。
二問目のスミトスミトはSNSの投稿で出会ったのですが、確かにすごい覚えやすいので衝撃的でしたね。